NHKハートフォーラムを無事、終了しました。
今回は、それいゆのtomoko先生のお話を聞ける貴重な機会でした。
で、例によって少しご紹介
医療・教育・福祉のそれぞれの分野から話があった。
それいゆのtomoko先生から
自閉症児の目に見える行動(特性)は氷山の一角。
水面下には
9割の目に見えない部分 がある。
水面下の部分を理解せずに指導にあたるとタイタニックのように沈没してしまう。
知的な遅れをともなう自閉症児は重複障害と言っていいのでは。
筑波大学の瀬戸口先生からは
開かれた学校 への変革が必要との提言があった。点在する資源・リソースが学校と連携し
子供の支援を実現する為には学校が開かれた存在でなければならない。 その為にもセンター的機能を持つべき、と。
EGT研究所の伊地知先生からは
「発達を考える会」を奥様の伊地知奈緒美さんが中心となって主催。理念として
サマランカ宣言。
地域を変えたり社会を変えたりする為にコストパフォーマンスが高いのは学校を変えるのが一番。 そして結論として、通常学級を変えることだろう。
本人にとってプラスの経験をする為に医学的介入が存在する。
ピグマリオン効果 とEBM について。
かごしま発達相談支援センターの田邊先生から
相談事業を通じ民間でも十分に支援が可能。
本人・保護者の直接支援はもちろん、
支援者を支援する ため
支援者が集う月一回のゼミナールと外部講師による講演会活動を展開。
コーディネーター役の純心大学の吉田ゆり先生から
いかにセンター機能が必要か。
それぞれがつながっていこうという気持ちが大事なのかな。
「佐賀でできることが、鹿児島でどうしてできないんだろう」と
その最大の理由は服巻先生のようなキーパーソンがいない、ということ。
だからこそ、
みんながキーパーソンになれるように、そしてみんなで手をつないでいくのだ。
こう言ってはなんだが
やはり、直接顔を突き合わして、腹を割ってディスカッションし
言葉を交わすと(盃を交わすと)、ネットワークは作りやすい。のかも。
保護者もキーパーソンになるのかも・・・