子供らをサポーターさん達にまかせ別棟で勉強会がありました。
講師は筑波大学特別支援教育研究センター教諭:瀬戸口裕二氏。
瀬戸口氏は鹿児島県の出身だそうです。
参加した親に同級生もおられました。
”大人がコントロールしたいシーンは子供が楽しいシーン”
〔子供が走る〕 → 〔こりゃ大変!と大人は後を追って走る〕
↑ ↓
〔子供は満面の笑み〕 ← 〔子供は、追いかけっこしてもらって嬉し楽しい〕
これはよくないの強化の一例。車の多いところで急に走り出されたら大変。
”大人のコミニュケーション(言葉の連続)は自閉の子にはわかりづらい”
例 「そんなに走ったら危ないから止まりなさい。駄目でしょ走ったら!」
↓
「○○さん、ストップ」 (交渉のキッカケ)
「お・は・な・し」 (交渉)
「あるきましょう」 (問題行動の転換)
連続した言葉を使わず、短い言葉で確実に理解をさせながら。
かりに学校等で教室からとびだした場合には担任は後を追わず、時間の空いている別の先生等に連れて帰ってきてもらう事も考えられます。
障害を持つ子供に適切な支援をする為には学校全体で支援しなければなりません。
その為には、校内委員会において
・校内型特別支援教育コーディネーターを配置(指名)する
・校内の支援体制を確立
・具体的な教育支援を確立
・総合的な支援計画の実現 が求められます
この子はどういった支援が必要なのか?どういうプログラムが必要なのか?
場の論理ではなくプログラムを中心に据えて計画をたてましょう。
自閉の子には校内だけでなく校外にも支援の体制が必要です。
子供を
サポートするネットワークでは親自身も参画者です。
このキャンプのボランティアさんであるとか、近所のお母さん、その子を知る人を多くつくり、そして支援者としてネットワークに参画してもらいましょう!