写真は鹿児島市知的障害者福祉センター「ふれあい館」と駐車場を結ぶ押しボタン式の横断歩道です。
写真の右奥には見切れていますが予告信号が設置してあります。
この横断歩道で先日、私達親子は信号無視と思われる車に
また轢(ひ)かれそうになりました。
そう、実はもう二回目なんです。 父は、この横断歩道はちょっとおかしいんじゃないか?何か構造的な欠陥があるんじゃないか。停止線とゼブラゾーンが離れすぎてはいないか? もしかしたら私達親子以外にも轢かれそうになった施設利用者がいるのではないかと考え、ふれあい館館長に問い合わせてみましたが、これまでに事故未遂の報告はないという事でした。
自閉症の殿は横断歩道の渡り方の訓練中で、信号が"青"になったら渡り始めるという事が少しINPUTされているだけで、それもまだ完璧ではありません。
右左右を見て安全だと認知する能力は残念ながらまだ殿にはありません。
このままではいつか誰かが事故にあってしまうと考えた父は南警察署交通課を訪ね相談をしました。なにかしらの対応をお願いしたところ、逆に「
お子さんに教えるときはまず、信号が青になったのを確認して、それから・・・・・・・・・」と親切にも教えて下さいました。そこで父は「
自閉症ってご存知ですか?」と尋ねると「
う~ん まあ 漠然と・・・」と答えられました。父は続けて「
自閉症の子供には車が止まっていようが走ってこようが危険を認知出来ない子もいるんです。いつか一人で横断歩道を渡れるように練習しているんです。」と説明すると、おまわりさんは「
わかりました。すぐには対応できませんが一週間以内には現場を見て、歩行者用信号が青に変わるのを少し遅くするか、もしくは他になにか対応が出来るか検討してみます」とお返事して下さいました。
スキンヘッドでとっても親切な交通課のY警部補、ありがとうございます!