記事によると、文科省は発達障害児の支援員を2008年度までに30000人まで増員する方針を決めたようです。
現在、発達障害支援員(
と呼ぶのかな?)は、13000人らしい。
ということは
2007年度に、+8000人増。
2008年度に、+9000人増。 計30000人 ってことになりそう。
文科省の統計をもとに数字をまとめてみると次の通り。
平成18年度の公立の小中学校はあわせて33870校になり
ほぼ1校に一人は支援員の配置が可能になりそう。
支援の内容は”
子どもの食事やトイレの補助といった日常生活の介助のほか、黒板の読み上げ、教員の話を繰り返して聞かせるなどの学習サポートを行う”ようです。
今回の文科省の決定は、発達障害児への支援と特別支援教育制度推進に
てこ入れをしたものと評価出来ます。
さて、この支援員。どういった方々が採用されるのでしょう?
各自治体の独自基準によって採用されるとのことですが
推測するに、教師経験者希望者の採用ってことになるのかな?
わが町の支援員を見てみると、養護学校教師の経験者だったり
本採待ちの新卒さんだったりします。
殿父の知る彼、彼女らはたしか1年更新の契約採用です。
今回の支援員増員の措置は二年で終わりなのでしょうか?
2009年度からの支援員数は減るの?それとも増えるの?
6%は居ると思われる教育的ニーズを持つ児童生徒に
学校現場が二年で対応できる体制になるのが一番良いのですが
配置される支援員にまかせっきりになる事態も十分に予想されます。
とにかく、困っている子ども達に適切な支援が届くことを願うばかりです。
[ 記事 ]
■ 障害児の支援員、3万人に拡充 全小中学校への配置可能に
■ 発達障害児の支援員3万人に
P.S. 75条の学級(特殊学級)がこの10年で9500クラスも増とは!