【配慮】 心をくばること。他人や他の事のために気をつかうこと。
本屋をうろついていたら、こんな↓見出しが目にはいった。
特集
特別な対応・配慮ってどんなこと?
本を手にとってページをめくってみる。 どれどれ・・・・・・
” 発達障害児への特別な対応や配慮をお願いすると、通常の小・中学校の教師からは、「特別扱いはしたくない」という拒否的・否定的な反応もあると聞く。「特別扱い」とは全く違う「特別な配慮」を、どう伝えればよいのだろうか。 ”
おお! そう言えば殿と療育園仲間だったA君が二年前に在籍する通常学級の担任から 「 特別扱いは出来ない 」 って言われていたっけ。
これは立ち読みなんてしていられない。買わねば!
ということで衝動買いしてしまいました
『
月刊 実践障害児教育 6月号』(学研 ¥650)
この特集、良かったです。
「教育的ニーズとは?」「ニーズに対応するということは?」
「教育上の配慮とは?」「教育上の特別な配慮とは?」 等等・・・
しびれました。自身はたとえ教師でなくてもかくありたいと思いました。
殿父的に解釈すれば
ヒット商品というのは、何らかのニーズにマッチするからこそ価値として成立するわけで、ニーズを無視した商品に価値は生まれない。同様に(かなり無茶な論法かもしれませんが)障害の有無に拘わらず、その子どもの持つ教育的ニーズを無視することは、その子どもの「育ち」や「人間性」を疎かにすることになる(言い過ぎか・・・)。逆に言うと、教育的配慮の実践こそが教師の教師たる所以である!と。(やっぱ、言い過ぎだな・・・)
とすれば、先生って本当に大変な仕事だなぁ、っと、つくづく思う殿父でした。
この 『月刊 実践障害児教育 6月号』 は その他にも
「SSTからライフスキルトレーニングへ」とか
殿父がROMしているブログ
「応用行動分析学&特別支援教育探求道」の井上先生による
「余暇支援ベースのアプローチ」
そして、9月に当地で講演をされるであろう杉山登志郎先生の
「子ども虐待という第4の発達障害」
など、おもしろそうな連載がいっぱいあります。おすすめです。
P.S. 殿父は学研の販促担当ではございませんので