今日は、発達障害児の教育実践学習会主催の講演会を聴講。
この会は教師が互いに情報交換を行い、日々の実践に生かせるように、事例研究中心の学習会として発足した。特別支援教育、完全施行をまえに当地でもこのような動きが活発になってきており父はとてもうれしくかつ頼もしく思う。
このような活動から横の連携が生まれ拡大し、支援者全体のスキルアップへとつながると素晴らしいと思う。
その会主催の講演会に特別に参加させてもらった。(というか忍び込んだ?)
今日の講師:
奥田健次 氏
専門行動療法士、学校心理士、発達臨床心理士、臨床心理士。
現在、大学でABAプログラムの開発や指導の仕事を行うかたわら、ABAソリューションを立ち上げ、全国各地の家族支援、地域教育支援を行っている。
「自閉症へのABA入門 親と教師のためのガイド」の監訳者
というわけで、いつものように講演内容を少し紹介。
<講演>
障害の告知は教師がしてはいけない。外部の専門家に託そう。
教師は保護者に「学校では大丈夫ですよ」と言ってはならない。
(保護者は教師に「家では良い子です」と言わない。)
学校では現場教師の力に必ずなる”事例検討会”を定期的に開催する必要がある。が、時間の確保が最大の難関。
やればやっただけ子供自身が得する行動契約法の導入。
<事例検討会>
理由が判明している場合は” パニック ”ではなく” 癇癪 ”と言える。
パニックが起きてしまったならば、” ヒックヒックゾーン ”で対応せよ。
(つよいパニックとパニックの間で”ひっくひっく”している時間帯に対応)
「激しく泣き喚いても得にはならない」 と、わかる事が重要。
この子に、あたらしいルーチンを身につけさせよう!
今講演会及び検討会での奥田氏の話を聞いているとかなり過激な発言が数多く飛び出していた。ストレートな表現や言い回しは聞く人によってはひいてしまうかもしれない (殿父的にはかなりイイ感じ)。 しかし、氏には説得力がある。
若いがそれなりの味もある。そしてどういうわけか、なかなかのイケメンでもある。
BLOG:
『 奥田健次の教育改革ぶろぐろ部 』