■ ニュース 障害者の費用負担1割に 自立支援法案を可決
この法案を不安に思い、命を絶たれた障害者家族が既に存在する。
昨日、障害者への福祉サービスを一元化し、同時に障害者に費用の1割負担を求める障害者自立支援法案が、衆院厚生労働委員会で自民、公明両党の賛成多数で可決されました。
『強行採決だ!』って郵政民営化法案に際して叫ばれる与党の方がおられましたが、本当に”強行”っていうのは、こっちの方じゃないんですか?↓
委員会の様子は
こちら。
詳しく勉強していないので、トンチンカンなログになるかもしれませんが・・・
この自立支援法が今国会で成立しなければ財源の面からやがて多くの障害者が路頭に迷うことになる(と聞いたのだが、実はよく理解していない
)
ということは、不成立よりはいったん成立させて修正をかける方がまだまし。ってことなのだろうか? 尾辻大臣は「努力する」って答えていたけれど・・・
乏しいデータをもとに青写真を描いて本当に大丈夫?
”支援費”の皮算用が父の頭をよぎります。
よくわかりません。応能負担でなく応益負担が何故自立支援になるのか。
働かなくても税金は徴収されるから、働いた(自立した)方がいいよ って事?
殿が税金を納められるのなら、それはとってもスバラシイ事。
ちゃんと(?)働いていて納税する殿の姿を父はいつか見てみたい。
殿は納税し働けるほどに成長してくれるだろうか?
仮に、働けず納税出来なければ、この自立支援法下では障害者の家族に課税される可能性があるんだそうだ。
これはどういう論理なんだろう?
「 年貢が納められなければ、娘はもらっていくぞ! 」
と言ってる悪代官ようなものじゃないんだろうか? どうなの尾辻さん?
タバコを吸ったり、酒を飲んだり、ドライブ時のガソリンに税がかかるのはまだわかる。遊行で楽しんでいるんだから課税は納得も出来る。
しかし、選択の余地を残したとはいえ、家族にも課税するのは全く筋違いなのではないだろうか?家族課税の論拠もよくわからない。
まだ小学生の殿の成人以降の姿はイメージし難いが、私達、家族はさらに辛抱するしかないようだ。
福祉系議員さんがどんなに努力をされたか知らないが、限られた予算の中での妥協点を見出す作業にすぎないのでは?肝心なのは障害者本位、障害を持つ本人、家族を支える法案たりえているのかということなのではないだろうか。
発達障害者支援法の効能もまだないのにこの先一体どうなっちゃうの?
参考:
NPO法人自立生活支援センターフリーダム21
衆参、厚生労働委員会の議員リストはこちら
( またこの人達を選出してよいか、よく考えねばなりません )