今日は殿にボウリングをさせてみることにした。
前日、電話で確認をした営業開始の10時に行く。
オープン直後というのに既に45分待ち。
( 予約状況まで確認するべきだった・・・)
およそ45分後、レーンが空き、ボウリング開始。なんとか殿は待てた。
殿にしてみれば2年ぶりになるだろうか、すっかり忘れておられる。
奥さんに付き添われての一投目は、子ども向けに現れるゴム製のロープを乗り越えガターにひっかかる。係員がとってきてくれたのでもう一度やり直す。
が、止める間もなく殿は床に置いたボールを蹴る(サッカーじゃないっての!)
二投目はなんとか両手で投げ(転がし)て、計7ピン倒しました。
と、その直後
意識はしっかりしてるんだけど、父の身体はフラフラする。なんか変な感じ。
ふと見上げると頭上のこんなもの↓が激しく揺れている。
” じ、地震だ!”
ぐらり、ぐらり と揺れている感じ。 けっこう ながく揺れている。
何人かが気付いたが、大多数はプレーを続けている。情報はなにも入らない。
アナウンスもない。ホールの係員に「非常口はどこ?」と訊ねても返事も無い。
大丈夫か?このボウリング場。危機管理はどうなってるんだろう。
とにかく、緊急脱出に備えてプレーを中断し、しばらく様子を見守った。
(この時の地震は当地では震度2~3と判明。現在も余震発生中)
この中断で、残念ながら 殿はくずれてしまった。
2フレ目以降、殿がボウリングをすることはもうなかった。
最初からボウリングへの興味は薄かった。それを、騙し騙し連れてきたけど、この中断で好奇心も集中力も切れてしまった。
手をかえ品をかえ、プレーに誘うけど、殿は拒否反応ばかり。
あまりの拒否に父もつい、きれて怒ってしまった。 (反省)
もっと父にスキルがあったならこんなことにはならないだろうに・・・