今回のキャンプでの殿の様子は
昨年同様、子供同士で遊ぶ事が殆んど出来なかった。
父や母らに対しては要求行動等はあるものの、大人へも感心が向いていない。
健常の兄弟児を中心にドタバタとしているのだが、殿は一人遊びに夢中。
主な障壁は、知的な遅れから言語(会話)中心のコミニュケーションについていけないことだろうと推測する。
言葉を獲得している小児集団の中にあって、言葉をもたない殿がコミニュケーションを成立しうる場面は少ない。が、まったく無関心というわけでもない。
子供達がじゃれあっている様子を引率の先生みたいにニコニコ見てたりする。
たぶん殿には今の殿なりの他への関わり方がある(?)のだろう。
父が焦ってもしょうがない。
”少しずつでも育てばいい”と思えるように父も努力しよう。
そう言えば、勘違いして咲き出した桜の花とともにコスモスが咲き誇っている。
『 小さきは小さきままに 折れたるは折れたるままに コスモスの花咲く 』
昇地三郎先生のつくられた短歌を思い出した。